お茶はなぜ緑なのか
日本茶が緑色なのは、葉緑素「クロロフィル」の色です。摘んだ茶葉はそのままにしておくと酸化して褐色になりますが、日本茶は蒸したり炒ったりして酵素のはたらきを止めます。この工程を「殺青(さっせい)」といいます。殺青によって、茶葉本来の緑色と味わいが守られます。
つまり、日本茶の美味しさは、この工程で茶葉の個性をいかに引き出せるかにかかっています。宇治和束園では、各地の茶農家から仕入れた茶葉を、茶師が合組(ブレンド)することで、その個性をさらに引き出しています。
産地や農家を選ぶところから、すでにお茶づくりは始まっています。素材に嘘をつかない。それが宇治和束園の変わらない姿勢です。